高速で高品位な加工を実現する最新のAIナノCNC
FANUC Series 31i - MODEL B
FANUC Series 31i - MODEL B5
FANUC Series 32i - MODEL B
FANUC Series 30i - MODEL B
ファナックは、Series 30i /31i /32i - MODEL A および Series 31i - MODEL A5 の後継機種として、最先端のハードウェア技術と大幅に機能強化されたソフトウェアを搭載して性能向上を図った Series 30i /31i /32i - MODEL B および Series 31i - MODEL B5 を4月6日に本社にて開催予定の「ファナック新商品発表展示会」で発表展示します。

この最新のCNCは、最大10系統40軸まで制御可能で、最先端の旋盤やマシニングセンタ、複合加工機、5軸加工機、同時に多数の加工を行う多軸・多系統工作機械など幅広い分野に適用可能なAIナノCNCです。アジアを中心に需要が増大しているシンプルな旋盤・マシニングセンタ向けCNCである Series 0i-MODEL D および Series 0i Mate-MODEL D の上位機種になります。
需要が増えている5軸加工機向けに、自動車エンジン用インペラや発電機用ブレードなどの複雑な形状のワークを、高速かつ滑らかに加工することができる高速スムーズTCP機能を搭載しました。更にCNC画面やNCプログラムから、目的に応じた加工条件を容易に設定できる機能を搭載しました。速度重視の荒加工や面品位重視の仕上げ加工など、要求精度に応じて加工条件を簡単に設定できるため、複雑な加工でも使い易さが大幅に向上します。
また、高速高精度加工機能を強化しました。精度不要な位置決め指令の動作を改良し、さらに位置決め指令間に円弧動作を自動挿入して高速動作を可能とし、加工時間を短縮します。タップ加工では、同時開発した新αiサーボアンプとスピンドルアンプの間の高速通信により、同期精度が向上し、高速かつ高精度な加工が可能となりました。
機械シーケンスを制御するPMC機能も大幅に強化しました。周辺機器を含め、複雑で大規模な工作機械のシステムが増えています。この機械シーケンスを高速に処理するため、ラダーの実行速度は従来比の3倍に高速化し、メモリも最大30万ステップに拡張し、5つのシーケンスを同時に実行できるようにしました。これらの処理能力の向上により、外付けPLCなしでも、大掛かりなシステムを容易に構築できます。
保守性も向上させました。CNCやアンプの冷却用ファンの異常や、モータの絶縁抵抗値の劣化を予兆段階で検出し、故障を未然に防ぐことを可能としました。また、I/O機器を含めた故障箇所の特定が迅速に行なえますので、工作機械のダウンタイムが大幅に削減できます。
保守情報やNCプログラム、設定パラメータ等のCNC情報は、市場で広く流通しているUSBメモリを使用して、パソコンやCNC装置間で共有することができますので、データ管理が一層容易になりました。
- 販売開始時期 平成22年9月
- 予想販売台数 5,000台/月
(Series 30i /31i /32i - MODEL B、Series 31i - MODEL B5 の合計)
以上
(2010年4月新聞発表)