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ファナック株式会社 (FANUC CORPORATION)

CNC基本(保守)・CNC保守コースで習得できること


初心者用と経験者用の2つの保守コースがあります

CNC電源ユニットの接続

  • CNC保守入門コース・CNC保守コースでは、すでに稼働中のNC工作機械の、不具合に対応する技術を習得できます。
  • 「CNC基本(保守)コース」では、CNCの基本操作やプログラミングをはじめ、テスタの使い方なども説明します。このコースを受講後には、ファナックのサービス部門と電話連絡を取りながら障害を調査する技術を身に付けることができます。
  • すでにCNCの保守経験を有する方には、より専門的な知識を習得してご自身で保守できるようになる「CNC保守コース」の受講をお勧めします。

最新の保守技術を身に付けることができます

CNC画面

  • CNC画面には、さまざまな情報が表示されます。それらの情報から不具合の原因を特定する必要があります。
  • 個々の不具合に対して、どのような情報を調べるべきかを習得することができます。
  • アラーム画面やCNC診断画面はよく知られていますが、新しく開発されたPMCトレース機能やサーボ情報画面などをご存知ない方が多いようです。
  • この研修を受講いただくと、最新の保守技術を身に付けることができます。

不具合箇所の特定と対処方法を習得できます

CNCシステムの構成

  • 最新のCNCのハードウェアは、小型・省配線化されたモジュール形式です。
  • CNCの構成と内部構成を学習します。不具合が発生したときに、アラーム表示から故障箇所を特定し交換する方法を習得できます。
  • メインボードには、CNCパラメータや工具データなどが記憶されています。これらのデータの退避と復元を、実習を通して確実に習得できます。

CNCと機械間のインタフェースの確認方法を習得できます

ラダー図画面

  • リミットスイッチの不具合などで機械が動かないときには、ラダープログラムを表示して不具合信号を特定します。
  • その信号が、機械側の不具合で入力されないのか、またはインタフェース回路の不具合なのかを判断するには、コネクタとピン番号を調べる必要があります。
  • 診断画面、PMC信号画面、ラダー図画面などを使用して、これら一連の調査方法を習得することができます。

サーボの仕組みがわかりレファレンス点の再設定ができます

サーボ波形診断画面と検出器通信チェックユニット

  • デジタルサーボの仕組みを基礎から学習し、サーボアンプやサーボモータ、検出器の良否確認方法を習得できます。
  • 従来は、良否確認にテスタやオシロスコープを使用していました。現在はサーボ波形診断画面やサーボ調整画面などを使い診断します。
  • さらに、検出器通信チェックユニットなど保守に便利なツールも紹介します。
  • サーボモータを交換するとレファレンス点位置がずれます。レファレンス点の再設定方法を習得できます。