事業を知る

ファナックの源泉

SCROLL

ファナックとは
どういう会社なのか。
創業時から受け継がれてきた
独自のDNAを読み解き、
未来へと繋げていきます。

ファナックの
DNA

ファナックの創業は1955年にまで遡る。
同年富士通の中でコントロールのプロジェクトチームが発足し、1956年に日本で民間初のNCとサーボ機構の開発に成功した。
以来、FA・ロボット・ロボマシンといった商品を世に送り出し、一貫して工場の自動化領域に限定した狭い道を歩き続けてきた。

(日本で最初のNC装置とタレットパンチプレス)

基本理念

「厳密」

企業の永続性、健全性は厳密から生まれる

「透明」

組織の腐敗、企業の衰退は不透明から始まる。

(日本で最初のNC装置とタレットパンチプレス)

ファナックの企業像

「小さな巨人」

たとえ規模は小さくとも
他人資本に依存せず確実に利益を生む、
強靭な体質を備えた
小さな巨人のような企業を目指す。

欅の樹

商品開発の

  1. WENIGER TEILE:
    “より少ない部品”で設計すること
  2. RELIABILITY UP:
    商品の信頼性を高めること
  3. COST DOWN:
    どこの商品より低コストであること
(自動化研究所の扉に掲げられた三原則)

KEYWORDS

創業から現在までの歴史の中から、
ファナックが大切にしている
価値観や取組みをいくつかPick Upして
ご紹介いたします。

自動化の
モデル工場

1980年、山梨県忍野村に、
ファナックの総合技術を駆使した
自動化のモデル工場として富士工場を開設した。

ファナックは
自然とともに

1980年の富士工場開設時には、
環境保全のため以下の方針で工場の建設を行った。

  1. 敷地の80%は自然のまま残す。
  2. 工場は樹木のない場所を選んで建設する。
  3. 仮に樹木のある場所を開発するときは、
    木は1本も切らずにそれらの樹木を移動させる。

ファナックは現在も、「未来に残そう、自然と資源」をスローガンに、
企業活動のあらゆる面で地球環境保全を図っている。

AI機能開発

ファナックのAI機能開発の歴史は
第2次AIブームが起こった1980年代まで遡る。
それ以降、商品の知能化にAIを活用しており、
2010年代にはAIベンチャー企業との協業により、
「製造現場で使えるAI」を業界に先駆けてリリースするに至った。

FA・ロボット・ロボマシンの全商品群において、様々なAI機能が搭載され、
製造設備の稼働率、使いやすさや加工精度の向上に寄与している。

グローバル
展開

ファナックは、General Motors CompanyやGeneral Electric Companyなど世界的に著名な優良会社や現地政府機関と50対50の合弁会社を設立することで現地での信用を確保したり、初期の段階から世界各国にサービス拠点作りに積極的な投資を行うことで、グローバルシェアを拡大していった。現在では商品の設置先の8割から9割が海外であり、グローバルカンパニーとしての地位を確立した。

また、グローバルなニーズの把握やソリューションの迅速な提供、将来のコア技術の研究を行うことを目的として、アメリカ・カリフォルニア州に先端技術研究所を設立し、グローバル展開に拍車をかけている。

GMスミス会長と稲葉社長

GEウェルチ会長と稲葉社長

信頼性

ファナックは世界の工場の稼働率向上を目指しており、「高信頼性(壊れない)」を
基本方針として、商品の開発を進めてきた。

より積極的に「信頼性を究める」ため、切削液ミスト、振動、
水没、ノイズ等の様々な試験室を備え、
加速寿命試験を同時に多数実行するために充分なスペースを持った、研究開発エリア最大の建物である信頼性評価棟を2010年代に新設した。

FUTURE

ファナックの未来像
目指す人材像
5つのキーワード

自律性

自ら殻を破り、
新たな可能性を切り拓く

未来志向

世界を変える
革新的創造にチャレンジする

チームワーク

縦横無尽の連携により
相乗効果を生み出す

専門性

他人に負けない
「ナンバーワン」を作る

信用信頼

選ばれる人であり続ける

「産業史の次のページ」を
私たちと一緒に
描いていきませんか。