ハンドリングロボットを、世界へ。

厳しい評価をクリアするために、
オプション設計の知見を深める。

研究開発(ロボット)

H.K.

ロボット機構研究開発本部
ハンドリングロボット開発一部 一課

2023年入社

工学部 機械システム工学科 卒業

研究開発(ロボット) H.K.

ファナックを選んだ理由

成長の予感が、実感に変わった。

学生時代は機械系の学科でしたが、研究室では生物の筋繊維が動く仕組みを数式で表す研究をしていました。就職先のイメージは、工作機械やロボットなどの“大きなもの”に携わること。規模の大きなものづくりに憧れを抱くなかでファナックと出会い、大学3年の秋にインターンシップに参加しました。入社して早い段階から多くの業務に携われると聞き、自身の成長につながりそうだと感じました。また、少子高齢化社会のなかで今後の需要が拡大していく事業だと考え入社を決意。入社後は、3ヶ月間の新人研修が終わると、すぐさま現場での実務がスタートしました。先輩から業務の説明を受け、自分なりに取り組み、またフィードバックをもらう。実務を経験しながら学べるので、どんどん知識が身につきます。確かにこれは「成長できる」と実感しました。

現在の仕事内容

ハンドリングロボットの
高い信頼性を獲得する。

私が働くハンドリングロボット開発一部 一課では、ハンドリングロボットM-710シリーズに関する設計と信頼性評価を担当しています。そのなかで私が受けもつのは、このM710シリーズのオプションの設計と評価になります。たとえば、自動車にはナビやオーディオなどのオプションがあると思います。それと同じくハンドリングロボットにも、ケーブルやエアーといった選べるオプションがあるんです。設計をしたものはすべて、信頼性の評価をし、問題がなければユーザ様へ出荷します。信頼性評価で問題が発覚した場合は、再度設計を修正し、評価するという工程を繰り返します。たとえばケーブルの信頼性評価の場合、ロボットの関節とともに可動するケーブルにも十分な寿命を持たせることをめざします。設計から評価まですべてを課のなかでやるので、年数が経つほどに豊富な知識と経験が増えていきます。

Work Style 〜1日の流れ〜

  1. 8:40-9:30
    朝礼、課会
    安全に関する朝礼と、業務の進捗状況を確認
  2. 9:30-10:00
    メーカに発注
    試作品の発注、量産品の見積もり取得、発注先の検討
  3. 10:00-12:15
    図面作成
    オプションの設計
  4. 12:15-13:00
    休憩(昼食)
  5. 13:00-17:10
    評価用試験装置立ち上げ
    信頼性評価を行うための試験装置の組み立て
  6. 17:10-17:45
    休憩(夕食)
  7. 17:45-20:00
    信頼性の評価
    ケーブルなどのオプションを厳しい項目で試験
  8. 20:00-21:00
    書類作成などの事務作業
  9. ※対応する案件により終了時間は流動的

仕事のやりがいと責任

聞くことをためらわず、
一刻も早く評価をクリアする。

設計後の評価をクリアできるまでは、解決策を導き出せずに先が見えないケースもあります。しかし、評価が完了し、信頼性を十分に確保できたと判断された際には、苦労したぶん大きな達成感があります。評価をクリアするためには、先輩、上司、周囲の人に積極的に意見を求め、アドバイスをしてもらうことが大事です。だからこそ私は、人に聞くことにためらいをもたないことを大切にしています。このことは設計と評価の業務に限ったことではなく、日頃から人との関係性を築くための心がけていることでもあります。他部署の方ともたくさんやりとりするため、わからないことがあったときに、聞くのをためらっていては仕事が進みません。まずはこちらから話しかけることを意識すれば、その後の業務のやりとりもスムーズになり、よりよいパフォーマンスができるようになると考えています。

ファナックの魅力とは?

設計・評価をメインとしながら、
さまざまな業務に携われる。

最近は産業用ロボットも、これまで自動化が進んでいなかった製造分野で使われることが多くなっていて、高いデザイン性を求められることもあります。以前、ハンドリングロボットに貼ることが義務付けられているラベルを設計したときも、外観を損なわないよう気をつけたことがあります。世の中で活躍の場が広がっていくロボットに携われるのは、魅力的だと感じています。また、設計・評価をメインとしながらも、量産のフォローや展示会での宣伝活動など、幅広い業務に携われることも研究開発の魅力です。部品を量産する際に、製造部とやりとりしながら現場の問題を解決することも、展示会場に立ち、来られた方々に商品説明をすることもあります。さまざまな角度からハンドリングロボットに関われることで、業務に対する視野がひろがります。

Life Style 〜オンとオフの両立〜

仕事をしながら成長できる。
だから休日は、安心して休める。

私は愛知県の出身なので、就職と同時に忍野村へ引っ越しました。現在は、会社の寮で暮らしています。忍野村のいいところは、夏が涼しいところです。気候がいいので仕事にも集中しやすい環境です。ファナックは社内の雰囲気がよく、風通しがいいので、別の部署の方にも質問しやすく、さらに丁寧に教えてくれる方が多くいます。仕事をしながら成長できる環境だからこそ、プライベートではしっかり休むようにしています。会社の敷地内には、プライベートを充実させる仕掛けもたくさんあります。敷地内にあるジムで体を動かしたり、仲間と会社の居酒屋「狼屋」へ飲みに行ったり。コートもあるので、今後はテニスもしてみたいと考えています。

ひとことメッセージ

設計から評価、量産まで多くの工程に関わることができるので、さまざまなことに興味がある人には向いている職場だと思います。学んできた分野が同じでなくても、知識は入社してから身につくので意欲があれば大丈夫です。先輩方も手厚くフォローしてくれる環境で、信頼性の高いものづくりにチャレンジしてみませんか?

(※所属・役職は取材当時のものです。)

研究開発(FA)

S.H.

ハードウェア研究開発本部
ハードウェア要素技術開発部 二課

2019年入社

一覧へ戻る

研究開発(ロボマシン)

K.W.

ロボドリル研究開発本部
ロボドリル・ソフト電装開発部 三課

2018年入社

  • HOME
  • 事業を知るAbout Us

    • 社会を支えるファナックの事業
  • 仕事を知るInterview

    • 社員インタビュー
  • ファナックを知るOverview

    • 人事本部長メッセージ
    • 女性活躍
    • 数字でみるファナック
    • 富士五湖エリアで暮らす。
  • 採用情報Recruit

    • 採用チームからのメッセージ
    • 教育・研修制度
    • 福利厚生&ファナック
      独自制度の紹介
    • FAQ(よくあるご質問)
  • インターンシップ
  • ENTRY