生産技術の視点から、
工場自動化の最先端に挑む。
生産技術
K.M.
機械加工本部
機械加工技術部 一課
2008年入社
工学府 システム統合工学専攻 修了
ファナックを選んだ理由
FA技術に魅せられ、
異分野からファナックへ進路変更。
学生時代の専攻は機械工学でしたが、研究テーマは人間工学。今の業務とはまったく異なる分野に取り組んでいました。就職活動においても、はじめは自動車メーカ関連を中心に進め、実は最初からファナックを志望していたわけではなかったんです。しかし、工場を見学させてもらった際に、産業用ロボットを利用したFAの技術を目の当たりにし、モノづくりを根っこから支えるファナックにとても魅力を感じ、さまざまな工場で活躍するファナックの商品を見ることで、ここで働きたいと強く思うようになりました。私自身、山梨県富士吉田市の出身ということもあり、FA商品のリーディングカンパニーであるファナックはとても身近な企業でしたが、自分がそこで働くことになるとは思いもよりませんでした。
現在の仕事内容
ファナック商品をつくるための、
設備を導入・維持管理する仕事。
私は現在、マシニングセンタという工作機械を使って金属加工を行う機械加工工場の生産技術として勤務しています。自社ロボットの部品を金属加工する設備の導入・立ち上げから、安定した稼働を維持するための保守・修理、いかに品質を維持したまま低コストで加工するかという課題などを日々検討しています。また、私の部署ではNCやFA技術の開発段階の機能や新機能について、実際に加工現場でテストを行い、ユーザ目線からの評価を研究開発本部へフィードバックすることで、機能のブラッシュアップを図るような役割も担っています。日々さまざまな業務があるなかで、機械の修理など突然舞い込んでくる仕事もあります。常に何を優先すべきかを素早く判断し、生産への影響がでないようにすることを意識して取り組んでいます。そのためにも自分が抱えている業務を課内で共有し、連絡、報告を定期的に行うことで、いつでも周囲からのバックアップが受けられる環境づくりに努めています。
Work Style 〜1日の流れ〜
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8:25-8:35
- 朝礼
- 安全に関わる情報を共有し、安全に対する意識の向上
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8:35-10:00
- 設備の巡回
- 問題があれば調査、対策を実施
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10:00-12:00
- 新規設備の検討
- レイアウト、構成などを検討
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12:00-12:45
- 休憩(昼食)
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12:45-15:00
- 新規機種立ち上げ部品の検討
- 部品の加工方法などについて研究開発部門と打ち合わせ
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15:00-17:00
- 会議
- 品質維持対策・改善を部内で共有
- ※上記「1日の流れ」は一例になります。
- ※対応する案件により終了時間は流動的
仕事のやりがいと責任
最先端の自動化工場に
挑戦できる環境。
FA商品を扱うファナックにとって、自社の工場は常に自動化の見本となるべきもの。実際にファナックはそれを具現化しているものと思います。世界最先端の自動化工場で働いているという意識がモチベーションにもつながり、それをさらに進化させていくことへのやりがいは私のなかでとても大きいです。特に昨今ではさまざまな分野で新技術が目まぐるしく開発されているため、それらの情報を取り逃がさないよう、メーカとのやりとりや展示会などにもしっかりアンテナを張っておくことを心がけています。自社の工場においても、自動化できる分野はまだあります。新しい技術をいかに活かしていくかということを常に考えながら、さらなる自動化にチャレンジしていきたいと考えています。
ファナックの魅力とは?
働きやすさは、
チームワークのよさにある。
ファナックでは、自社商品をつくるために、自社の生産ラインで金属加工を行います。つまり、自分たちの商品をよりよくし続けていくために、常に最新の設備を導入していけるのは大きな魅力です。また、チームワークのよさも、働きやすさにつながっていると思います。「one FANUC」を合言葉に、お互いをサポートしていく企業風土が根付いています。仕事をチームで達成していくためには、日頃からのコミュニケーションが大切です。機械加工技術部 一課も、日々さまざまな意見が飛び交っています。基本的に工場での勤務なので、設備のオペレーターとの情報交換も活発に行われています。仕事の話ばかりではなく、プライベートの話も冗談話もざっくばらんに話せる、和気あいあいとした雰囲気が特長です。
Life Style 〜オンとオフの両立〜
家族の予定に合わせると、
仕事がいっそう充実する。
子供の学校の行事には必ず参加するようにしています。また、有給休暇がとてもとりやすいので、休日とつなげて長期連休を取得し、旅行に行くこともあります。ふだんもなるべく子どもの習いごとの送迎をするために、計画的に仕事を切り上げるなど、家族の予定に合わせた仕事の進め方をすることで、公私ともに充実した日々が過ごせています。特に子どもが小さいときに家族と一緒に過ごす時間は、子どもの成長を日々感じられる貴重な時間なので、とても大切にしています。休日は思いきって仕事のことを忘れるのも、仕事を充実させるためには必要なのかもしれません。緑に囲まれたいい環境なので、キャンプなどのアウトドアも、子どもたちと楽しみたいですね。