ロボドリルの省エネ機能の紹介
2026/10/22
機能紹介
エネルギーコストの上昇や、カーボンニュートラルへの取り組みが広がる中、生産現場でも電力を無駄なく使うことがこれまで以上に重要となってきています。ロボドリルには、消費電力を見える化して分析し、各種機器を賢く制御することで、無駄な電力を削減できる“省エネ機能”が多数搭載されています。ここでは、それぞれの省エネ機能がどのような場面で役立つのかを、現場での運用イメージと合わせてご紹介します。ぜひこれらの省エネ機能を活用していただき、電力使用量の削減にお役立てください。
目次
省エネに取り込むための第一歩とは?
ロボドリルの消費電力は、ロボドリル本体だけではなく、チップコンベアやミストコレクタなどの周辺機器を含めた設備全体で決まります。どの機器がどのタイミングで電力を消費しているかを把握することが無駄のない省エネに繋がります。
右のグラフは一般的な工作機械の運転時間の配分例を示したものです。実際に加工をしている時間は全体の60%で、残り40%は段取りや待機などの加工していない時間で占められています。
この加工していない40%の期間に、どの機器がどれだけ動いているかによって、省エネ対策の効果は大きく変わってきます。

- ロボドリル本体および周辺機器のうち、どの機器の消費電力が大きいのか
- 加工中/非加工中のどの期間・どの状態で電力を消費しているか
これを明らかにすることが、省エネに取り組むための第一歩となります。
ロボドリルの省エネ機能一覧
下表に、ロボドリルの省エネ機能を示します。消費電力の分析や、消費電力をどの機器で(消費源)、どの期間で(消費期間)削減できるのかを一目で確認できます。自社の運用に近いケースから優先的に検討いただくことで、省エネの効果を出しやすくなります。
| 実現したいこと | 機能名 | 消費源 | 消費期間 | 機能の概略 |
|---|---|---|---|---|
| 消費電力モニタ | 省エネの分析 | ロボドリルの消費電力を見える化 | ||
| 省電力モード | 機械駆動部 | 加工中 | モータの加減速を緩やかにする | |
| 自動電源遮断機能 | システム全体 | 非加工中 | プログラム終了後に自動的にロボドリルのCNCをOFFする | |
| クーラント自動停止 | オプション機器 | 非加工中 | プログラム終了後に一定時間経過で自動的にクーラントポンプをOFFする | |
| 機内灯自動消灯 | オプション機器 | 非加工中 | 一定時間操作されない場合に自動的に機内灯をOFFする | |
| 自動潤滑停止 | オプション機器 | 非加工中 | 軸が停止中に給脂動作を停止する | |
| 主軸エアパージ間欠動作 | エアコンプレッサ | 稼働中 | 主軸エアパージを間欠駆動させる | |
| ミストコレクタ制御 | 周辺機器 | 稼働中 | 加工開始時に自動ON、プログラム終了後に一定時間経過で自動OFF | |
| 周辺機器省エネ制御 | 周辺機器 | 稼働中 | カスタムラダー(カスタムPMC)の作成無しに省エネ制御を周辺機器に適用できる | |
| スリープ機能 | システム全体 | 非加工中 | 待機電力を最小限に抑える | |
省エネ画面
消費電力モニタ画面
ロボドリルのどの部分が、いつ、どれだけ電力を使っているかを簡単に見える化できます。

省エネ設定画面
画面上から簡単な設定(待機時間を入力したりチェックボックスをONにしたり等)を行うだけで、省エネ運転を始めることができます。

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