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ファナック株式会社 (FANUC CORPORATION)

ロボット新商品:選ばれ続ける信頼の大型ロボットが、さらに進化!

ファナックは、累計35万台以上の出荷実績を誇る産業用ロボットR-2000シリーズをフルモデルチェンジした、新型R-2000(R-2000/Eシリーズ)の販売を開始します。今回のモデルは、従来機比で性能・保守性・環境性能を大幅に向上させ、製造現場から物流現場まで幅広い産業の生産性を劇的に改善します。

製造・物流現場の課題

自動車車体ラインでは、スポット溶接のサイクルタイム短縮が生産効率に直結します。一方、物流や搬送の現場では、長距離リーチと高可搬能力を備えたロボットが求められています。また、近年は自動化を進めた現場で「保全の人材不足」という新たな課題が顕在化しています。特に頻繁なバッテリ交換やグリース交換、ケーブル交換は、現場の大きな負担でした。

フルモデルチェンジで、さらに速く、賢く、持続可能に

  • 圧倒的な高性能
    • 動作速度最大20%アップ
      → スポット溶接のサイクルタイム短縮
    • 可搬質量最大10%アップ、最大リーチ10%アップ
      → 搬送能力アップ、ロングリーチモデル追加で物流・搬送用途を強化・拡大
    • 手首可搬能力最大85%アップ
      → 大型ツールにも対応
  • メンテナンスフリー設計
    • バッテリレスエンコーダの採用でバッテリ不要、交換も不要。さらに、グリース交換やケーブル交換も不要
      → これらの保守負担をゼロに
  • AI・オープンプラットフォーム
    • Python・ROS対応、サイバーセキュリティ、リモート保守
      → セキュアな通信環境で、AIなど柔軟なシステム対応が可能
  • サステナビリティ、持続可能なものづくり
    • 消費電力15%削減、バッテリ・グリース・ケーブルの廃棄ゼロ、駆動音25%削減
      → 環境負荷低減と快適な作業環境を実現

導入メリット

  • 自動車業界ではスポット溶接ラインのサイクルタイム短縮により、生産効率を飛躍的に向上
  • 物流・搬送分野では、長リーチモデルにより大型パレットや長尺物のハンドリングを容易に
  • メンテナンスフリー設計で、保全の人材不足を解消
  • TCO(総保有コスト)の大幅削減
    • メンテナンス作業の排除、バッテリ・グリース・ケーブル交換の削除、省エネ設計により、運用コストを長期的に低減、導入後のライフサイクルコストを最小化します

新型R-2000(R-2000/Eシリーズ)は、12月に開催される国際ロボット展に出展します。一新されたデザイン、高速な動作をご体感ください。

量産開始時期:2026年3月

FANUC Robot R-2000/Eシリーズ(全8機種)
FANUC Robot R-2000/Eシリーズ(全8機種)

(2025年12月)