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ファナック株式会社 (FANUC CORPORATION)

ロボット事業

  • 商品
    • ロボット
  • 強み
    • 基本商品であるCNCとサーボを搭載
    • シェア世界トップクラス(当社推計)

事業概要

ファナックは産業用ロボットを展開しています。ファナックは、お客様の工場の自動化・ロボット化を進め、生産性向上に貢献することに集中しています。
産業用ロボットは、用途別に「溶接」「マテリアルハンドリング(物の運搬)」「組立」「塗装」などがあり、自動車、電子部品、物流、食品、医薬品、化粧品等の幅広い産業で使用されています。ファナックの産業用ロボットは汎用ロボットであり、幅広い業種で活躍しています。

ロボット事業が創造する価値

ロボットは様々な社会課題を解決します。ロボットは劣悪な環境での重労働もプログラムされた通りに実行し、3K(危険・汚い・きつい)作業から作業者を解放します。また、ロボットは一定のスピードで長時間正確に作業を遂行し、夜間も稼働することができるため生産性が向上し、作業者の夜間勤務を削減できます。
2020年には、新型コロナウイルス感染症が発生しましたが、ロボットが一部作業者に代わって作業を行うことで3密を避けることができ、人々の健康と安全を守ります。
また、ロボット1台のトラブルで長時間の生産ライン停止に至る事態を回避するため、IoT技術を使用した予防保守・故障予知機能「ZDT(ゼロダウンタイム)」を導入することで故障前の保守が可能となります。
このように、ロボットは工場の自動化・ロボット化を促進し、生産性向上に貢献するほか、働く環境の改善が図られ、SDGsのターゲットである、技術による労働集約型産業の生産性向上を実現します。

進化するロボット

人間と一緒に作業できる「協働ロボット」の市場が拡大しています。協働ロボットは人に触れると安全に停止するため安全柵が不要で、人の隣で作業をアシストすることにより、オペレータは重労働を回避でき、力が弱い人でも安全に作業ができます。
ファナックが2019年12月に発表した軽量協働ロボットCRXシリーズは、お客様にとっての使いやすさを徹底的に追及した新しい協働ロボットです。軽量設計のため、クレーンなしで運搬・設置でき、アームを直接手で動かせるダイレクトティーチにより直感的なロボット操作が可能です。また、普段使い慣れたタブレットでアイコンを指でドラッグ&ドロップして、スマートフォン感覚で教示プログラムが作成できます。人と共存できる容姿を追求した外観は作業者に安心感を与えるデザインとなっており、触るとすぐに止まる安全性と8年間メンテナンスフリーの高信頼性を兼ね揃えた新しい時代のロボットです。

拡大するロボット市場に向けて

国際ロボット連盟の統計によると、産業用ロボットの稼働台数は年々増加しており、今後も拡大が見込まれています。ファナックはお客様の工場の生産性向上、労働人口の減少や熟練技術者減少の解決策として、社会的課題解決に応えるロボットを開発しています。