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ファナック株式会社 (FANUC CORPORATION)

推進体制・取り組み

環境経営推進体制

ファナックでは、環境への対応を重要課題と認識し、代表取締役社長 兼 CEOを責任者と定めています。気候変動問題を含む環境に関する重要事項については、取締役会に報告され、そこで決定が行われています。
ファナックの環境取り組みの進捗や、環境が及ぼす事業活動への直接的・間接的影響については、関連部門に配置した環境責任者から専務執行役員兼製造統括本部長が議長を務めるISO14001会議へ集約され、重要事項については取締役会で報告され、決定が行われています。
定期的な報告としては、毎年3月に環境に関する目標設定を、6月に前年度の環境マネジメントに関する報告を行っています。

環境マネジメントシステム

ファナックでは、環境マネジメントシステムの国際規格ISO14001(2015年度版)の認証を取得しています。
1999年8月に、本社(山梨県)をはじめとして、筑波工場、隼人工場、さらに日野、名古屋、大阪、北海道、筑波、九州の各支社および各支店などの、FA商品、ロボット商品およびロボマシン商品に関わる全社事業活動(研究開発、製造、セールス&サービスを含む)を登録範囲として、ISO14001の一括認証を取得しました。さらに、2018年度には、壬生工場も適用範囲となりました。
この環境マネジメントシステムは、ファナックのすべての国内拠点、および国内関係会社の従業員、工場、敷地、建屋、設備、企業活動、商品およびサービスに関連する環境保全活動全般に適用されています。

環境マネジメントシステムの適用範囲

環境マネジメントシステムの適用範囲

組織・体制

専務執行役員兼製造統括本部長を議長として、関連部門の代表者で構成するISO14001会議を年1回開催し、活動計画の決定、活動の見直しを行っています。ISO14001会議の重要事項は、取締役会へ報告されます。

組織・体制

内部環境監査

ファナックでは毎年、全部門の内部環境監査を実施しています。この監査は、環境マネジメントシステムがISO14001の規格に適合し、適切に実施・維持されていることを確認するためのもので、客観性・公平性を維持するため、被監査部門以外の部門から選出された監査員により行います。内部環境監査において不適合があった場合は、是正措置を実施します。

環境に関する教育、情報開示

著しい環境影響、リスクおよび機会を把握し、環境負荷を最小限に維持・管理・改善するために、全従業員に環境の教育を行っています。教育は新規従業員、一般従業員、特定業務の担当者、環境管理の担当者それぞれの業務に適した内容となっています。

環境に関する法令順守

ファナックでは、環境関連の法規制を特定し、事業活動が環境へ及ぼす直接的・間接的影響に関するデータを管理して定期的に報告する体制を構築しています。
万一、法令違反があった場合には、迅速に是正措置を実施します。
2022年度、および過去において、環境関連の重大な法令違反や罰金・制裁金の支払い、重大な漏出の発生はありませんでした。また、環境に関する苦情を申し立てられたものもありませんでした。