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ファナック株式会社 (FANUC CORPORATION)

労働人口・熟練技術者減少の解決策

今後、製造業従事者が減少し、熟練技術者も減少していくことが見込まれます。
ファナックは、労働人口減少の解決策として、工場の自動化・ロボット化による省人化を推進しています。
また、オペレータが機械を正しく操作できない場合、生産性が低くなるばかりか、故障による設備稼働率低下、さらにはオペレータ自身が負傷する可能性も伴います。使いやすさを重視した商品を開発することにより、こうした課題の解決を図っています。

 

協働ロボットによる作業工程の部分的な自動化 人に接触すると安全に停止する協働ロボットは安全柵が不要です。手作業の生産現場を部分的に自動化することができます。労働力不足の課題を解決するための選択肢を増やします。
工作機械へのロボット導入 ロボットシステム構築への技術的ハードルを下げるため、工作機械とロボットの接続に必要な基本要素をパッケージ化し、導入をサポートします。
  • 工作機械とロボットの接続、運転状態の確認が簡単に行える機能
  • CNCプログラム(Gコード指令)や手動ハンドルによるロボット制御を可能とする機能
  • 工作機械と干渉しないロボット経路を自動生成する機能
  • 工作機械へのロボット後付を簡単にする機能
ビジュアルガイダンス画面 ロボカットでは、機械の使用方法をビジュアル的に案内するガイダンス画面に、加工条件を簡単に微調整できる加工条件簡単調整機能などを搭載し、未熟練者の使いやすさに配慮しています。
使いやすいユーザインタフェース (UI)

ロボットの教示作業に用いるティーチングペンダントのUIを使いやすくし、タブレット型を採用するなど、未熟練者でも操作やプログラミングが簡単に行えるようにしています。
協働ロボットCRXでは、教示プログラムの作成がさらに簡単です。ロボットアームを手で直接動かすことができ、ロボットの取り扱いが初めてでも簡単に教示操作が可能です。広く普及したタブレットでアイコンをドラッグ&ドロップする操作により、スマートフォン感覚で教示プログラムが作成できます。

サーボガイド、AIサーボチューニング 機械メーカ向けに、サーボモータ、スピンドルモータ制御用パラメータの調整を支援するソフトウエアを提供しています。AIを活用した調整支援機能を搭載し、未熟練の技術者でも簡単に高度なサーボ調整を行うことが可能になります。
AIサーボモニタによる予防保全 稼働中の機械において、駆動用モータのデータを監視・分析することで故障の兆候を検知します。熟練技術者でなくとも適切なタイミングで予防保全を行うことができ、設備稼働率の向上に貢献します。
CRXアーク溶接機能 アームを手で直接動かすダイレクトティーチとタブレットのアイコンによる直感的なアーク溶接操作により、初めての人でも簡単にロボットを扱うことができ、熟練者の溶接技術を簡単に再現できます。また、CRXは協働ロボットのため、安全柵なしに手軽に導入できます。
CRX簡単パレタイジングUI CRXでは、教示用タブレットの簡単パレタイジングUIにより、段ボール箱の積みパターンのプログラミングをドラッグ&ドロップで直感的に作成できます。ロボットの取り扱いが初めてのお客様でも、段ボール箱のパレタイジング/デパレタイジングを簡単に自動化できます。
2画面同時表示 ロボショットは射出成形機業界で最大クラスである21.5インチの表示装置を採用するとともに、当社独自の2画面同時表示によって画面の操作性を向上させました。各設定項目に対応するヘルプ表示によりロボショットを初めて操作するオペレータでもマニュアルレスで画面設定が行えます。また、アイコンによる直感的な動作設定も可能です。
スマートプログラミング ロボカットで加工されるキー溝形状に加え、多角形や円形状、トラック形状などの基本形状について、画面の指示に従い形状寸法や加工条件番号を入力するだけで、NCプログラムを自動作成できます。また、アイコンによる直感的な動作設定も可能です。
多言語対応 ロボマシン事業では世界中のすべてのお客様にその地域の言語で違和感なく機械の操作を行っていただけるよう、操作画面の多言語対応を推進しています。一例として、これまでインドでは英語画面で対応していましたが、今回新たに、インド国内で多くの人が用いるヒンディー語をロボカットの操作画面に取り入れました。(今後、ロボドリル、ロボショットについても対応を検討します。)
また、ロボットについても、世界各地域のお客様が使いやすいよう、新ロボット制御装置R-50iAにて多言語対応を推進しています。
バリ取りサイクル 円筒面への穴加工後のバリ取りは、加工機上で実施するのは難しいため手作業で行われることが多く、生産性の低さや労働災害の多さが問題視されています。ロボドリルのバリ取りサイクルは、直感的な指令方法で簡単にバリ取り加工を行える機能です。省人化と工程集約を可能にするとともに労働災害の削減にも寄与します。
加工モード設定機能2 ロボドリルの加工モード設定機能2は、機械加工時のサイクルタイム短縮と輪郭精度や面品位の向上を、未熟練者でも容易に実現することが可能です。