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ファナック株式会社 (FANUC CORPORATION)

目標・実績

単年度目標

サプライヤにおけるいわゆる「サイレントチェンジ(当社の知らないうちに納入品の品質に関わる変更が行われること)」は、結果としてファナックの商品品質に重大な影響が及ぶ恐れがあります。そのため、こうした「サイレントチェンジ」が行われることがないよう、納入品に何らかの変更がある場合、サプライヤは必ず 4M (Man、Machine、Method、Material) 変更を申請し、ファナックの承認を得る必要があります。サプライヤに対しては、変更に関する要請を明記した文書を送付し、承諾の回答を得るようにしています。
また、一部のサプライヤから機密保持などを理由に承諾しない、あるいは条件を付けるなどの回答を得た場合は、お互いの信頼関係を損なうことなく高い水準の品質を維持するため、当該サプライヤと協議を行い、サプライヤの承諾件数の増加を目指します。

2022年度実績

引き続き単年度目標達成のための活動を行っており、2022年度も昨年と同様の文書を送付し、承諾の回答を入手しております。一部承諾の回答が得られないサプライヤについても、品質管理部門と共にサプライヤ側の条件を検討し、合意できるケースも増えてきました。引き続き承諾件数の増加を推進します。

中期目標

サプライヤの情報を一元管理するデータベースを構築します。サプライヤの情報(売上、利益、取扱品目、工場情報)、ファ ナックとの関係(取引金額、購入品、ファナックとの窓口となる部署と担当者名など)の他に、サプライヤの品質、納期、コストについての評価も記載し、サプライヤの意識向上を目指します。また、サプライヤのESG対応関連項目なども記載することを検討します。
ロボットを中心として、今後数年間で大幅な増産を行う必要がありますが、部品調達で困難が予想されます。既存のサプライヤへの働きかけとともに新規のサプライヤを開拓し、安定的な部品調達の体制を整えていきます。