物流業界におけるロボット活用のメリット
物流業界では、作業の効率化・品質の安定化・人手不足への対応などが課題となっており、ロボットの導入はこれらの課題解決に大きな効果を発揮します。
従来の人手によるピッキングや仕分け、ラベル貼りなどの作業は単調作業ですが、対象物の形状が多岐にわたるため、自動化が難しいのが課題でした。しかし、検出技術や画像処理性能の発達により、ワークの形状などが一定でなくとも自動化できるようになりました。ロボットを活用することで、安定した品質と効率的な運用を実現できます。これにより、生産性の向上とコスト削減にもつながります。
また、重量物の搬送やパレタイジング・デパレタイジングといった身体的負荷の高い作業においても、ロボットの導入により安全性と作業効率が大幅に向上します。作業者の負担軽減と労災リスクの低減が図れるほか、24時間稼働により生産性の最大化も可能となります。
近年では、AI技術の進化により、ロボットがより複雑な判断や処理を行えるようになりました。大きさの異なる箱の積み下ろしや重量に合わせて安全な速度で搬送を行うなど、従来は人の判断が必要だった工程にも対応可能となり、さらなる自動化と業務効率化が期待されています。
物流業界向け主要ロボット
物流業界向けロボット機能のご紹介
物流業界向けロボットの活用事例
AI箱検出を用いた混載デパレタイジング
M-710によるカゴ台車積み下ろしシステム
高可搬・物流ロボット M-410
AIバラ積み取出し
M-10によるピースピッキング
M-1000によるEVバッテリ搬送システム
CRXによる積載作業の自動化
(動画提供:Closer様)